Twitterで気ままに呟いたものをまとめただけです。ご了承ください。(;^ω^)
A01 弟やや天然と思われた美緒ちゃんですが、ちゃんと気付いていたんですね。双方共に兄の影がちらつくデートはちょっとイヤンですな。頑張れ佐藤君。ダブル兄の影を蹴散らすのだ!(笑)途中の視点の切り替わりが唐突だったのがちょっと残念だったかも……。
A02 碧の空異世界に召喚された少女の「その後」のお話ですね。帰りたい気持ちと、留まりたい気持ちの揺れ動きが丁寧に描写されていて良いなぁ。 エデンの優しさも胸に染みます。 お互いが特別な存在になるのも、そう遠い将来ではないと暗示されているように思えました。
A03 光り輝く風景ただ何となく繰り返されるだけの単調な毎日に、段々と鮮やかな色がついていったようです。淡々としたお話なのに、それでも最後まで読ませるのは書き手さんの力かな?最後は世界がぱぁっと花開いたように鮮やかに思えます。途中の「ばばぁ!?」で大受けしてしまいました。
A04 愛に逢いにタイトルがいいなぁと思って読んだら、もっと好きになりました。よぼよぼのお婆さんのイメージが、話が進むにつれてシャンとして美しくなっていくのが素敵。幾つになっても女は女。そして女を美しくするのは恋心。主人公もこの出会いを通して一皮むけたのではないでしょうか。
A05 洗濯参景 −十和と千早−「神代もきかぬ色にくくられて」など細かい描写が面白くて、ニヤリとさせられます。在原さんと千早さんはいずれ結婚する――という解釈でいいのかな? 友人をネタにしてしまう十和さんはなかなかイイ性格してますな。
A06 俺と彼女の模範解答小夜子さんの一見ぶっきら棒なようで、それでいて愛の感じられる喋り方が好きだなぁ。完璧ぽい小夜子さんに引け目を感じている俺君ですが、二人でお互いの足りない部分をちゃんと補い合っているように思えます。そして小夜子さんだけはその事を理解しているのかも。
A07 色覚研究所奇譚うわー、何て複雑な心境になる終わり方なんだ。愛する人と共に生きる未来と、自身のアイデンティティ、どちらを選ぶか?! 最後、書生はお嬢さんへの恋心を忘れてしまったのでしょうか。お嬢さんよりも自分を選んだ彼をエゴイスティックだとは責められません……。
A08 歌う青と芽吹く緑六千字であっという間に何十年分も駆け抜けてしまったような感覚になるお話です。朽ち果てないものなどないし、永遠に同じものなどない。それでも残るものがあるのだとじーんとしました。護る者と護られるもの。両者の対比と入れ替わりが見事でした。
A09 蜜色のアトリエ色であふれた世界に圧倒されました。砂絵と言うとチベットの曼荼羅を連想しますが、こちらはもっとなまめかしくて荒々しい物を感じました。
A10 言祝ぎ皆の琴香萌えの様子が目に浮かびます。これだけ愛されているのに、自信が持てないという彼女の心境も理解できる気がする。伯慧に言われてやっと納得するのも。犀怜との新婚話もさることながら、武骨そうな伯慧との交流をもっと読みたいと思ったのは自分だけでしょうか?
(※twitterではA12と記していました。大変失礼しました!)
A11 月影に色ふ幼馴染の微笑ましい関係が段々熱を帯びていくようで、荒々しさすら感じました。この恋の行く末も波乱万丈だという予感がします。ただ、視点切り替えがスムーズでないところがあったのが残念です。
A12 花びら一つ、あなたに平仮名の多い柔らかい文章、優しい語り口なのに、ドロドロした醜いものや悲しみがギュッと閉じ込められたようなお話ですね。書き手さんの巧さを感じます。「私」は人の姿をしているけど、人ではないのでしょうか?王子の将来も悲しみに包まれているような気がします。
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好きな作品・気になる作品は「A04 愛に逢いに」、「A08 歌う青と芽吹く緑」。いい話だなぁと純粋に思う。
あと「A07 色覚研究所奇譚」、「A12 花びら一つ、あなたに」かな。後味悪かったり、幸せな結末とは言えなかったりするけども。
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